プロローグ
枕を変えると眠れない。僕はそんな人だった。
普段使うことのない羽毛の枕は、僕の鼻を曲がらせるには十分な匂いだった。
おかげで、ソファーの上で寝ることになったが、思いのほか心地よい。最近眠れてないということもあり、僕はすぐに夢の世界へと迷い込んだ。
ふと気がつくと、ソファーの上から落ちていた。手探りでスマートフォンを探す。
電源を入れ、光が灯る。液晶に映る文字は、3:19と表していた。
「まだこんな時間か」
二度寝しようと重たい体をソファーに乗せる。
ふと、暗闇で何かが動いた。
「まだ起きてたのかよ」
言葉に反応することなくその影は動き続けた。「あいつも眠るのかな」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2022/9/18 12:24
あいうえおむらいす