ピンクとブルーの中で

みたかった肩越しの夕焼けを思い出していた… いつだったろう⁈ いつも一緒だと思っていた彼は、私の前からいなくなった。 手を繋いで歩いた道も、今は、誰とも歩く事なく…向こう側の騒ぐ声と散歩している犬達がみえている。 「なあ、いつか大人になったらまだ一緒なんかな?」 「…ん〜、どうなんかな〜」
曼珠沙華
フィクションのかたまりになります 主に短編集、詩になります