大罪人
王城の地下深く、錆とカビの匂いが漂う牢の中。古くからの友人で、裁きの対象となった謀反人“紅蓮のアテネ”と“蛮獣のレトー”は二人、刻一刻と迫り来る死を待っていた。
「おぉ…神よ、私はどうすべきだったのでしょう。」
「アンタいつから神なんぞに縋る男になったよ。」
天に祈りを捧げるレトーを横目に、アテネは気だるそうに言った。
「いつからというと…ふむ。いつからでしょうね。」
「へっ…知るかよ。」
「…そういう貴方も、裁きの神の存在は信じているのでしょう?」
「まあな。あれは、居ないと言い切るにはちと証拠が揃いすぎているし。」
王都クレマトの中心部にある、シネマチュア大聖堂。その奥深くには、最終的な審判を下す役割を担う神がいると言われている。これから彼らを裁くのも、その神アトラス・メイデンだ。この神にまつわる伝承や、それらを裏付ける証拠は山ほどあり、これを否定する方が難しい。
「しかし、私達は何故裁かれ、こうして命を奪われんとしているのでしょうね。」
0
閲覧数: 79
文字数: 4267
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/12/17 5:47
最終編集日時: 2025/12/21 16:46
あいびぃ
自己紹介カード 発動!!!
【レベル】15
【属性】ちゅー学生
【習性】投稿頻度不安定、定期的に更新不可になる、フォローもフォロバも気分次第、❤︎とコメントくれる人を好む、困ったら募集に参加
【特性】どんな作品にもファンタジーが香る
【メッセージ】
初めまして、あいびぃです!
見つけてくれてありがとう♪
私自身、生粋のアニオタ・漫画オタなのでファンタジーが多めになってます…多分。
詳しいことは「自己紹介」にて!
まだまだ若輩者なので、応援よろしくお願いします!