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月を拾う駅
夜の駅は、いつも少しだけ海の匂いがした。 ホームの端に、細長いベンチがある。 誰も座らない場所。 そこにだけ、小さな光が落ちている。 私はそれを「月」と呼んでいた。 丸くもないし、欠けてもいない。 ただ、手のひらに乗るくらいの淡い光。
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文字数: 619
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/2/24 12:49
れ
散文詩的な