『拾った家が、最強でした』

 目が覚めたら、森の中だった。  スマホもない。道路もない。代わりに、やたらと澄んだ空気と、聞いたことのない鳥の鳴き声がある。 「……これ、異世界ってやつじゃないか?」  半日ほどさまよって、俺は一軒の家を見つけた。  ツタに覆われ、屋根は抜け、窓ガラスも割れている。どう見ても廃屋だ。  でも、雨風をしのげるだけで十分だった。
獅勇
獅勇
はじめまして だいぶ下手ですが良い作品を書けるように頑張ります!