夜風とコンポタージュ。

夜風とコンポタージュ。
「生きにくい」 冬の冷たい夜風に、綺麗な長い髪の毛を靡かせて彼女はそうつぶやいた。 「それな」 あみもつられて言葉に出した。 「世界はさ、広いとか言うけど狭いよね」 「あー。そうなのかな?」 「だって私達ってさ、どれだけここから離れようとしても地球という惑星からは逃げられないんだよ」 「うん」 「くそじゃん」 「なんかあった?」
お漬け
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