Novelee
N
Novelee
読む
発見
ログイン
メニュー
1.少年の涙
「今晩もかい?」 「ええ、そうです」 僕の仕事は、満月から毎晩、少しずつ月を削ることだ。まだ光を放つ月の欠片をランタンに詰めていく。 「今晩は、このくらいでしょう」 「明日も来るのかい?」 「ええ、まあ」 「それは楽しみだ。独りよりはずっといい」
続きを読む
7
1
閲覧数: 18
文字数: 334
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2022/3/27 7:10
.sei(セイ)
✍🏻星の隙間、ベッドの隅で言葉を紡ぐ|Twitterで主に創作してます。