忠犬
俺はよく、みんなに優しいって言われる。
でも、優しいなんてそんな大層なものじゃない。
確かにみんなに平等に接することは意識してるけど、それは当たり前のこと。
イエスマンだ、とか犬みたいだ、とか。
俺だって嫌なことはちゃんと言うし。
まぁ、嫌なことがあんまりないのは事実だけど。
頼られるの嬉しいから期待に応えたくなっちゃうんだよな。
それで、いつのまにか疲れてるー、なんてこともよくある。
「優翔、行こうぜ」
おっと、友達が呼んでるから俺はここら辺で。
0
閲覧数: 24
文字数: 1051
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/7/13 10:09
最終編集日時: 2026/7/18 4:15
一ノ瀬奏
いちのせ かなで(Ichinose Kanade)と申します。
創作の源泉は教室に響く乾いたチョークの音とどこか遠くから聞こえる先生の声。
そんな贅沢なBGMを拵えて、本来「有意義」と言われるべきだった時間に「無意味」をつらりと重ねること、それが私にとって何よりの至福でございます。
私の奏でる不協和音が退屈極まりない日常に、「ふっ」と鼻を鳴らして笑ってしまう、どこか間の抜けていて、でも確かにそこにある「ズレ」をお届けできれば幸いです。
もっとも、私の旋律が顔も名前も知らない貴方のお耳に馴染むかどうかは保証致しかねますが。