風の標し第2部 その11
じゃ……りぃ……
黒い足が アスファルトをしだく……
月が紅い
少年は 走った
肩から塾の鞄が 滑り落ちる
がしゃあ……ん
鞄がぶちまけられて 缶の筆箱が 激しい音をたてた
サイコロ鉛筆が ころころと転がる
から……ら
鉛筆は ぴたりととまって
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文字数: 911
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/4/5 5:56
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
古都綾音
ライトノベル等書いてます
よろしくお願いいたします
主に巫女ものがすきです
和風ファンタジー
どうぞいらっしゃいませ
ド天然おばさんでーす
一緒に書こうよ 幸せを💞がモットーでーす\(^o^)/
元 蛍里 時雨です
風の標しは16年も前の小説を書き足してます
なのでね出てくる携帯が ガラケーだったり 自動改札が普及し始めたりも❣️ノスタルジックな冒険をお楽しみください