まあ、こんなことに意味はないわけで。
手元に血濡れたナイフをぎゅっと握っていた。
血が流れている。
目の前の道化師がだから言っただろうというようにしたり顔で笑っていた。
血が流れている。
お腹にはナイフが刺さっているのに
なんで笑ってられるんだろう。
血が流れている。
「ねぇ……きみ、は、そうする、って、おもった。
あーははは…」そう吐き捨てていた。
血が流れている。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/8/13 8:30
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
星々のモノローグ。
おもちゃ箱の中。