私、離婚します5話
会社で旺汰がパソコンを打っていると後輩の菊地澪菜が話しかけてきた
「先輩の奥さん美人ですか?」旺汰は目線はパソコンの画面に向けたまま頷く「お子さんいるんですよね?いくつですか?」「もうすぐ三歳」「写真ありますか?」旺汰は鞄からスマホを出し息子の写真を澪菜に見せる
「かわいい…名前なんですか?」「優雅」「子育てとか奥さん大変ですよね、私独身だからなんかいいな、こういうの」「そうかな?僕は少し寂しいけど」旺汰は落ち込んだ顔をしたそれが子犬のように見えた
「奥さんに構ってもらえないんですか?」旺汰は頷く澪菜は旺汰の手に自分の手を重ねた
「寂しい時は寂しいって言っていいんです」その言葉に旺汰は救われた
「私で良ければ、そばに居ます」
「ありがとう」
それから旺汰と澪菜は仲良くなった
次第に旺汰は澪菜に恋心を抱くようになった
午後七時帰宅し浮かれた声でただいまと言う
0
閲覧数: 7
文字数: 1301
カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/3/29 7:44
双葉ほのか
フッと思い付いたことや自身が経験した事などを参考に書いています
よろしくお願いします(︎✿ᴗ ᴗ))