照明

 公園から見える、控えめなマンションの踊り場の照明が辺りを照らしている。  それはマンションの住民のための光だけど、この公園にも届いている親切な光でもある。もちろん照明にそんな親切心はないはずだが。それでも、周囲に光を振りまく照明は、多くの人を照らし、暗い夜道を歩けるようにしてくれている。  私はマンションの照明になりたい。
洞田浮遊
洞田浮遊
小説家になりたいです。