追憶の名残〜blue side story〜 第14章 絶望の淵でⅡ

追憶の名残〜blue side story〜 第14章 絶望の淵でⅡ
「その剣で影を掠りでもすれば、ミユの呪いは解ける。影も消滅させられる。ただし、誰かが身を捧げる必要があるってさ」  アレクの表情は強ばり、口がわなわなと震えている。 「何でそんな話をオマエだけに」 「俺が適任だろうって言われた」  恐らく、アレクは怒っているのだろう。俺に対してではなく、神に対して。
ナナミヤ
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ファンタジー、時々現代なSSと、恋愛ファンタジーな連載小説を載せています。 SS、連載小説ともに気まぐれ更新しています。 フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩ 他サイトでは小説家になろう、NOVEL DAYSで投稿しています。 必ずフォロバする訳ではありませんので、ご了承下さい*ᵕᵕ お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。 著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。 2025.1.23 start Xなどはこちらから↓ https://lit.link/nanamiyanohako お題でショートストーリーを競い合う『NSSコンテスト』次回2025.9.1.開催予定です。 第1回優勝者  ot 様