あの日の屋上
夕方の屋上は、いつも風が強い。
俺―相澤湊は、フェンスにもたれて空を見ていた。
学校は嫌いだ。
だけどこの場所だけは嫌いじゃなかった。
「またここにいた」
後ろから声がする。
振り向かなくても、誰だか分かる。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/1/30 9:19
叶夢 衣緒。/海月様の猫
綺麗事が救いにならない夜の話。
正しさに置いていかれた感情と、
救われなかった青春の残骸。
優しい言葉ほど、いちばん痛い。
2023年
2月27日start
3月3日初投稿