好きだ

好きだ
好きだった。 でも彼女が俺を好きになった理由は、 彼女の恋愛の基盤を築いた男の面影のせいだった。ただ似ていたから。 仕方がないことだけれど、彼女の中身は俺だけであって欲しかった。 でも、それ以前にとてつもなく自分が汚物で、似てると思われることすら申し訳ない。 暗い感情も全部全部愛なんだ。 重苦しくなってしまうんだ。 彼女はそれを喜んだ。
綺麗な汚物
綺麗な汚物
小説書くのが下手!私小説まみれだけど、たまに変な物語あげちゃう