にょにょっき

にょにょっき
 うるさい目覚まし、目が覚めると足の親指からにょにょっきが生えていた。白く、未熟なのだが一眼見ればすぐにソレがにょにょっきだとわかった。 「ぁ、、にょにょっきだ」  私は初めて見たにょにょっきに感激した。この感動を共有したい。 「おかーさーーん!!にょにょっきが生えたー!」  階下で朝ごはんを作っているであろう母親に大きな声で呼びかけると、 「訳のわからない事言ってないで早く降りて来なさい〜」 と返事が返ってきた。  にょにょっきが折れないよう、慎重に階段を降りた。プルプルと震えている。
エズエシ
エズエシ
糞ガキを野球のバットでぶっ叩け