おやすみクマくん

おやすみクマくん
 木々が枝を震わせて、葉っぱを落とす頃。クマくんは冬眠の準備をし始めます。 「落ち葉をいっぱい集めて……。ふふふ、これできっと眠れるぞ」 からりと乾いた落ち葉をこんもりと集め、クマくんは特製ベッドをつくります。 「できた!」 ぽふっとベッドに飛び込むと、落ち葉たちの秋の匂いが優しくクマくんを包みました。 「それじゃあ、おやすみなさい」 クマくんはそっと呟き、目を閉じました。 「あっ! 忘れもの!」 飛び起きたクマくん! なにを忘れたのでしょう。 「いけない、僕が起きたときに食べる、どんぐりを取ってこなくちゃ!」
ひるがお
ひるがお
見つけてくれてありがとうございます。