外伝30 麗から塞そして碧王
麗を取り戻した女王達は麗に帰り、地下王国に残った先住人であるドワーフのバルガスは、女王達と過ごした日々が過ぎてしまえば、どこかそれは一刻昼にうたた寝して見た夢の様に思いながら女王が忘れてしまっているのか定かでは無いも結果として置いて行ってしまった、それが夢で無かった証拠となってくれる老ロバを管理が任されている釣り堀の階層で散歩させていると空虚な気持ちに成り『結果として迷惑だった』と感じ、そう思ってしまう自分に半場溜息を着くと、何処から現れた黒い鳩がロバの背に留まる。
バルガスはその鳩の片足に取り付けれている細い筒に気付き、その缶の中を調べると一枚の手紙が入っており、開くとそれは女王からバルガス宛の綺麗な手紙だった。
奪還され混乱期が過ぎ落ち着きを取り戻した頃の麗国にバルガスは招待される。
そして煌びやかにかつ歴史を感じる城の中を案内され、そのままある個室に通される。
そこには見た事の無い、良い香りのする料理がテーブルの上に並べられていた。
そして女王も居てバルガスに微笑みかけ、話しかける。
「良く来て来れました、まずは」
と卓上の金杯を取りバルガスに手渡し、女王自らバルガスの杯に手酌をする。
「あ、こっコレは、なんとも恐縮です」
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文字数: 1921
カテゴリー: SF
投稿日時: 2025/10/25 23:47
最終編集日時: 2025/11/10 11:26
仙 岳美
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