約束
「絶対また、会いに行くから」
君は確かにそう言った。言ったはずだ。言われたから、私はまだ君を待っている。
私はまだ、君を忘れていない。
七月九日。午後の授業中。ふと昔の約束を思い出した。何かその約束に関係するものがあったわけでもなく、本当にふと。
今は数学の授業をしている。でも、私はなぜか先生の話に集中しようとは思えなかった。仕方がないから、私は諦めて、君との記憶を引き寄せることにした。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/9/20 11:34
はのん
アプリ入れ直した出戻りです。
書きたいときに