第四話 お人好し

「はい?」 と園崎はそう聞き返した。全く予想だにしない答えだったのだろう、困惑が一周回ってか、そのままの姿勢から動かず、表情ひとつ変えず、そのまま園崎の周りの領域だけ時が止まってしまったかのように静止してしまった。一言で言えば園崎は思考停止したようだった。と言えばいいだけの話だが、そもそも、そこまでなるほど理解し難い話でも無いと思うが、 「おーい、生きてるかー?」 と、そう言いながら、園崎の顔の前で大袈裟に手を振る素振りをする。もちろん単に生存確認では無い。おちょくっている。たまには俺の方からも仕掛けさせてもらう。 「生きてますよ普通に、生きてます」 「そりゃよかった」 「もしかして、おちょくってます?」 「おお、よくおちょくってるってわかったな」 流石園崎、人を小馬鹿にすることにおいてはひとかどの見識があるようだ。 「先輩にそういうことされると何だか無性に腹が立ちますね」
アマガミ
アマガミ
笑顔は正義 ということでクスッと笑えッてもらえる楽しいお話を書きたいです 高校生です。どうぞよろしくお願いします