白いチョコレート

今日は、ホワイトデー。僕、坂内雄吾は,チョコを渡したい相手がいる。それは、幼馴染の中野愛香だ。お返しを渡すわけではない。本当の事を言うと、僕は、バレンタインにチョコをもらっていない。彼女は、俺の親友の夏に渡していた。きっと彼女は、夏の事が好きなのだ。だから、これは気持ちを落ち着かせる為だけのただの形なのだ。 放課後に、入った。僕と彼女は、いつも一緒に帰る。その時に、渡そうそう考えた。解散の合図と同時に僕は、教室を出た。彼女の教室は、もう一つ上の階。階段を勢いよく登り、彼女の教室の前に立った。しばらく待っていると、彼女が教室から出てきた。 「あっ、雄吾。ごめん待った?」 「ううん、全然。」 気持ちを整えてから彼女に言おうとした。“一緒に行こ”って。 『あの、、、』 そう言ったのが、同時で重なった。 「ああ、先いっていいよ。」 僕は、先に彼女に言った。
如月 紅葉
如月 紅葉
はじめまして。よろしくお願いします