ナイト・キャッスル 第十二話 衝撃
行きなれた見習いの棟の図書室に、沢山の人々が集まっています。軽症と言えど辛い思いをされた方ばかりなので、できる限り要望には答えるようにと、コスモスさんから指示がありました。
「う…あ…ルー…シ…。」
先程までぐっすり眠っていらっしゃったお客様が、急にうわ言を言い始めました。どうしましょう…、先輩方やコスモスさんは忙しそうですし…。あれから何度か見学実習をしましたが、実際にお客様と会話したことはありません。ですが…
「ど……こ…あ…うっ…。」
とても苦しそうです。一か八かですが、やってみましょう!
「あのっ…大丈夫ですか…?」
「うう…。」
「あの…?」
「あっ…」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/5/5 10:49
最終編集日時: 2024/5/20 3:15
月宮ちさき
中学3年生の月宮です。
演劇部
よろしくね。