サクラソウの花 0話
中学3年の冬。俺はいつものように学校に向かおうと家を出ると後ろから声がした
「かーなと!!」
後ろを振り向かなくてもわかる。幼馴染の唯奈だ。唯奈と俺は親同士のつながりで小さいころからずっと一緒だ
こいつは顔もかわいくて俺なんかとも一緒にいてくれる優しい奴だ。そして、頭もよく運動神経もいい…何より飯がうまい
俺たちの親は出張が多く唯奈が料理が趣味ということもありごちそうしてもらうことも多かった。特にこいつの作るオムライスがどんな料理よりもうまい。
俺は、才色兼備っていう言葉はこいつのためにあると思う。それくらいに、唯奈はすごい。
いつしか俺は唯奈の事を幼馴染として見れなくなってしまっていた。でも俺は、あいつと違って体育以外何にも取り柄がない。釣り合うわけもない
ずっと一緒にいたはずの幼馴染はいつしか高根の花の存在になってしまっていた。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/1/6 14:38
最終編集日時: 2024/1/8 13:16
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
七瀬梓
はじめまして!高校2年生です!よろしくお願いしまーす
あんまり小説を書くのはなれていないので下手ですが自分のペースで頑張ります