インスタント宇宙旅行 〜十六夜〜
行き同様にNOAはとても静かに移動していた。
星来は1人で真剣な顔をしてタッチパネルをいじっている。
「……おかしいな……」
そう言うと星来はまたタッチパネルとにらめっこを始めながら、ぶつぶつと何かを呟いている。
(星来、大丈夫かな?)
邪魔にならないようにと思い、声をかけずに見守っていると、
「……ごめん、冴夜。……もしかしたら、マズいことになりそう……」
「えっ……私たちちゃんと生きて帰れる……よね?」
「うん、それはNOAの構造的に大丈夫。問題なのは、到着地点がズレる可能性があるってこと。」
そう言いながら、星来は私にパネルが見えるように体をずらした。
0
閲覧数: 49
文字数: 2007
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/9/26 13:16
千莵
今年度は頑張って投稿頻度を上げたいです!