世界が終わる日

世界が終わる日
放課後の図書室はいつも少しだけ夕焼けの匂いがする。 窓際の長机で、僕はいつも通りノートを広げていた。 数学の宿題なんてどうでもよくて、本当の目的はただひとつ。 「また真面目な顔してる」 背中越しに声が降ってきて、僕は顔を上げた。 そこにいるのは、同じクラスの愁。
涼風葵
涼風葵
❥2024.9.23〜 蒼色文学創作者☁️ 生存記録