愛想笑い
「お前、愛想笑いしてるだろ」
嘘の笑顔を貼り付けたまま、ぁ…と、乾いた声を出す。
好きな人にバレた。
仮面の笑顔を。
嫌われてしまう。
けど、本当の自分を拒絶されるのも嫌だから、仮面が剥がれない。
「そんな事ないよ」
バレバレの仮面を使って、平常心のままを装う。
しかし、手の内を明かしたマジックのように面白味などなく、彼が笑って納得してくれるはずがなかった。
「隠さなくていい」
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文字数: 514
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/4/20 13:12
御縁明々
時間がある時に書いています。いろいろな物語が書けるように練習中です。
気に入ってもらえたら嬉しいです!
誤字脱字、読みにくい部分などあると思いますが、執筆力を培うために日々励みたいと思います。
不定期に投稿しているので、2,3週間不投稿になってしまうかもしれませんが、温かい目で見てください。
たまに投稿するぐらいの人間ですが、よろしくお願いします!