いじり
小学校の時の俺は人をいじることが好きだった、理由はまわりの皆も相手自身も笑ってくれるから。
ある日俺は一人の女子に目をつけた。
そいつは髪がモサモサで眼鏡をかけている、所謂陰キャそのものだった。
俺はそいつをいじってみた。
けどまわりの皆は笑っているくせに、そいつだけは笑わず、眼鏡越しに俺を睨みつけるだけだった。
そいつを笑わせてみようと、俺なりに色々してみた。黒板消しが落ちてくるように仕掛けてみたり、虫を沢山そいつの引き出しの中に入れたりしてみた。
そんな俺を「流石にやりすぎ」だと言って止めてくるやつが出てくるようになってきた頃、周りにいるクラスの奴らは俺から距離を取るようになっていた。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2024/2/26 6:41
Weiß
成人済み@大体読み専
作品は手紙などをモチーフにしたものが多いかと思われます
※全てフィクションです
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内容はしっかりと読んでいます
反応が早いときは暇で仕方が無い時です、大体は