白い吐息

朝目が覚めて中々布団から出る気になれないほど寒かった日。 朝日を浴びて目を覚まそうとカーテンを開くと霜が降っていた。 はあ っと、白い吐息を吐き出す。またこの寒い時季がやってきたのかと、吐息を誤魔化すように煙草を吸う。 朝はトーストとコーヒーで軽く済ませて、この休日をどう過ごそうかと考えた。 外に出る気にはなれなかった。
けい
けい
ゆるりと好きな事を描いてます。