死にたがりの君と

死にたがりの君と
夜の二十時の高校。 自殺場所にはぴったりだ。 中学三年生の時に両親が亡くなった。死因は分からなかったが、鮮明に覚えているのは両親の首から流れていた血の赤さ。それと、誰かに食われたような千切れた腕。その後僕は祖父母の家で暮らす事になったが二人とも病気で亡くなった。それから一年が経ち高校一年生になったが、学校にも馴染めず全てがどうでも良くなった。どうせなら高校で死のうかな。そして夜の高校に行った。
藤咲藍
藤咲藍
現役LJK、プリ小説でも作品投稿してます! プリ小説では連載中の作品の内容を少し変更しています 読んで頂けると嬉しいです!