この世とのいとまごい
夜更け、私は目が覚めた。
扉越しに、祖母の部屋から声のトーンが異様に低い母の声が聞こえる。
それは信じ難い、いや信じたくない事実だった。
母「私はお母さんに今言わなければいけないことがあります。」
祖母は母が今から話す内容を、全て悟っているかのようなため息をした。
沈黙が続いた。隣の部屋にまで押し寄せる緊張感で、唾を飲み込むのも精一杯な程だった。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/4/25 16:55
最終編集日時: 2025/4/25 16:57
名無し