アリスと風の塔
アリスと風の塔
アリスは塔の外壁の内側に時計周りに螺旋に着けられた石階段を上がっていました。
なぜそんな事しているのかと言うと、森で見かけた青い小鳥を追って来たら、行き着いた塔の窓にその小鳥が入っていたからです。
その鳥は青い空が見える筒状の塔の中央を飛んでいて、階段から手を伸ばしても届きそうに無く、また上へ飛んで行ってしまいます。
アリスはその鳥を追いかけて階段をグルグルと上がって行きます。
でも駆け上る事は出来ませんでした、何故なら、その階段には手すりが無く、上がれば上がる程に落ちたら一巻の終わりだからです、だから上がれば上がる程にアリスは足がすくみ、アリスはそのうち這う様に階段を上がる感じになってしまいました。
そして階段も上がるに従い古くボロボロになって行きました。
でも小鳥は、さらに上へと上がって行きます。
アリスは堪らなく声を上げます。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/11/12 13:17
最終編集日時: 2025/11/13 1:21
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
仙 岳美
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