恋の始まり

恋の始まり
「おい」 「…なんだよ」 「腕…のっけるのヤメテってば」 「小さいお前が悪いべ」 「…アンタがいきなりデカくなってビビってんの!」 幼なじみ…いや、ただの腐れ縁と呼ぶべきだな。 席に座っている私の頭の上には、サンドイッチを頬張るヤツの腕が乗っかっている。 小学校までは私の方が背が高かったのに、中学生から伸び出したコイツの身長はもう180越えである。
こた
こた
投稿不定期です。 不在なことが多いので、反応遅いかもですごめんなさい。