七匹猫の始まりの物語 第二話

七匹猫の始まりの物語 第二話
   二 八重と水月  「ねぇ、アンタが睦月八重?」  授業が終わり、八重と水月が上履きからスニーカーに履き替えていると、女子軍のリーダーが声をかけて来た。  「知ってるでしょ。三衣。」  今まで楽しそうに水月と喋っていた八重は、あっという間にすんっと暗くなる。  「アンタなんて知らないし。ていうかさぁ。今日もまた深広君と楽しそうにベラベラ喋ってたでしょ。ムカつくんだけど?さっさとどっか行ってくんない?」  そんな時に役に立つのが、水月の喧嘩っ早さだ。素早く喧嘩を見つけると、八重の前に立ちはだかる。  「今すぐどっか行かなかったら、アンタの事巴投げするからね。」  水月は相撲が得意だ。特に巴投げが得意で、威力は凄まじい。
オルカ
オルカ
シャチと鯨類大好きなオルカです。 小説に目を通してくれると嬉しいです。感激の潮吹き吹きます。 基本イラストはネットか自分で撮った写真を使ってます。 あと基本フォローしてくれたら仕返します。ただし、フォローする際は私が書いた小説に目を通し、いいねを押して下さい。