贖罪 第一話
「じゃあ、また」
「うん。またね」
夕暮れどきの公園の前で、私たちはそう言って別れた。
ずっと友達だった。
楽しいことも、悲しいことも共有できた。恥ずかしがらずに、自分を曝け出せた。一番の親友。
だけど、私たちの間に“また”が来ないことを私は知っていた。
彼女の笑顔についた、初めてで最後の嘘だ。
0
閲覧数: 31
文字数: 1697
カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2025/3/2 12:21
最終編集日時: 2025/3/2 12:29
月ノしずく
はじめまして。月ノしずくといいます。文学部を出たわけじゃないし、学はないけれど、文章を読むのも書くのも好きです。
だから、ただ書きます。