夢のとりだし方
皆さまは昨日見た夢を覚えていますでしょうか。夢はたいへんに柔らかく、壊れやすいものですから、丁寧に取り出さなければ思い出すことはできません。ここに、その方法を記しておきます。
まず、夢を思い出すには、夢をほんのひとかけ、持って帰る必要があります。しかし、夢とうつつの境目には圧力がありますから、何にもしないでいると夢を持って帰ることは出来ません。
ひとつは、夢を大きくすることが必要です。ほんの少しばかり欠けたとしても、大きな夢であればあるほどその形は鮮明に残るでしょう。そして、夢を大きくするためには、たくさん、また、深く眠ることが大切です。そのことが、ちょっと難しい人は、好きな音楽をかけて眠ると良いでしょう。それから時には、__今日が日曜日だと知っているならば__目覚ましを無視することも、必要です。
ふたつに、丁寧に起きることが必要です。先ほども書きましたとおり、夢とうつつの間には圧力があります。私たちは自分で夢の中に入っていきますから、そこを通っても大丈夫なようにできています。しかし、夢はとても繊細ですから、圧力を抜ける前に壊れてしまったり、あとから溶けてしまったりします。上手に取り出せないと形が変わってしまうこともままあります。そこで、早すぎず遅すぎず、じぶんに合った時間に起きることが必要になります。すっきりと起きるときなんかは、圧力が弱くなっているわけですから、私たちが戻ってきやすいように夢も壊れにくいわけです。この時間は人それぞれですから、私がいうわけにはいきませんけれども、八時間ほど眠ったくらいが、ちょうど良いひとが多いかと思います。本当のことをいいますと、ほんの少し微睡を残すくらいが良いですね。
みっつ、これが最後なのですが、起きたあとに夢を思い出そうとすることが必要です。どういうことかと言いますと、今まで書いてきたことをちゃんと守ったとしても、やっぱり夢は脆くてやわいものですので、どうしても欠けてしまうものです。ふとんの上に散らばったかけらを、素早く拾って大きな夢のかけらと繋げてやることで、皆さまが見た夢がその形を保つことができるわけです。実はこのとき、先ほどとっておいた微睡を“のり”のように使うとうまくいきやすいのです。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2024/7/22 23:19
最終編集日時: 2024/11/16 14:01
ひるがお
見つけてくれてありがとうございます。