まどろみの列車
目を覚ますと、見知らぬ列車に乗っていた。窓からは、夕日が差し込んでいる。
日々の通勤では、確かに列車を使う俺だが、車内も車窓の風景も見たことがないものだった。
「目が覚めましたか?」
声のした方を見ると、キレイな女性が乗っていた。黒いロングヘアに整った顔。深窓の令嬢を思わせるような女性だった。
「あの……ここは……?」
俺は、震えた声を絞り出す。何か変なことに巻き込まれている気がしてならないのだ。
だって、ここには目の前の女性と俺以外に誰もいないから。
女性は、少しだけ首をかしげて言う。
「さぁ?」
「さぁ!?」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/6/13 4:38
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。
あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。
カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。