第十六章 第七十話
海野は望月から杯を一つ受け取り、二人で乾杯した。
「おわぁ…。やっぱり苦手だ…。」
「お前、よくそんなで今までやってきたな。」
「望月が気を回してくれたおかげだよ。」
「ふん。よく言うな。」
杯を静かに置いた望月が、空を仰いだ。
「相変わらず凄いなお前は、あんなことを真正面から言えるなんて。あいつにとってお前は光のような存在だろう。」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/2/1 4:11
最終編集日時: 2025/2/3 6:32
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
澄永 匂(すみながにおい)
連載中の作品は、金、土曜日辺りに更新予定です。
大学生&素人なので文章がぎこちないですが温かく見守ってください。
中学生の頃に作っていた話(元漫画予定だったもの)を書けたらいいなと思い、始めました。