島の夜
少し冷たい風が木の葉を撫で回し、
太陽は一日の仕事を終えようとしている。
赤紫に似た橙色の空に、僅かな星と、月が出て
島を灰色に染め始めていた。
枝に乗っかった巣も、それに変わりはなかった。
一羽の雛は、銀色の雲を眺めながら
眠りにつこうとしていた。
朝の眩しさと夜の切なさを重ね合わせ、
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/4/18 9:23
後川
書きたいときに書くので、1,2ヶ月に2本程度しか書けません。フォローしてくださる方、ありがとうございます