言葉にできない愛
1人歩いた帰り道を、今日は2人で歩いてる。
君の笑顔は、どんな花よりも華やかで、君の声はどんな歌よりも心地よかった。
1人だった頃はどうやって息をしていたのかさえ分からないほど、君は僕の一部になっていた。
「愛してる」そんな言葉もぼくらの前じゃちっぽけで。
2人ならどこまでも行ける。本当だったんだ。
そんな君のことも思い出さなくなってきた。
2人の最後なんてあっけないものだった。
目を合わすことなく好きだと告白した君は、真っ直ぐに僕を見つめ、別れを告げて去ってしまった。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/8/22 21:22
ぽんこ
短編小説を書くのも読むのも好きです!
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