5話 『うっかりデウスと、ハイテクなファンタジー』

メーシャの世界は夜になっていたが、この“異世界”はまだ昼過ぎくらいであった。 『まあ、昼のが何かと動き易いだろうから、時間合わせといたぜ』  デウスがメーシャに語り掛けるも、返事はこない。 『……おい、聞いてんのか?』  デウスが痺れを切らして再度話しかける。だが、
是呈 霊長(ぜてい たまなが)🌟小説書きつつイラスト修業してます
是呈 霊長(ぜてい たまなが)🌟小説書きつつイラスト修業してます