10 パーティ、そして初任務

10 パーティ、そして初任務
翌朝、ギルドにて。プシュケ、ネネル、ペレの三人は、受付嬢リゼルとギルマスからの呼び出しに応じてここに集まっている。 「「「パーティ名?」」」 「そうです!せっかく仲間が集まってパーティになったのなら、絶対に決めるべきです!」 ふんすと息巻いて、プシュケ達に訴えるのは受付嬢リゼル。ギルマスはその一歩後ろで、腕を組んで頷いている。パーティ名とは、冒険者チームのチーム名の事で、彼らもそれを知らない訳ではなかった。ただ、パーティ結成の昨日の今日では、自分事とは思えなかったのだ。 「パーティ名かぁ。プシュケ考えてよ!」 「それはちょっと大役すぎない?」 「そんな事ないよ。プシュケ君センスいいもんね。」ニコリと微笑んできたのは、ペレである。実は昨日帰りながら、タメ口で良いよ、と話していたのだ。 「てか、なんで俺?」 「「だってリーダーでしょ!」」 「えぇ!俺ってリーダーなの?」
あいびぃ
あいびぃ
初めまして、あいびぃです! 見つけてくれてありがとう♪ 私自身、生粋のアニオタ・漫画オタなのでファンタジーが多めになってます…多分。 詳しいことは「自己紹介」にて! まだまだ若輩者なので、応援よろしくお願いします! ※❤︎&コメはめちゃくちゃ喜びますので、私を喜ばせたい方は是非! 私の事が嫌いな方はオススメしません。