空女 第四話
ドライブへ行った翌日の夜。美玲のスマホにNicoFaceの個別メッセージが入った。それは悠人からだった。
"ちょっと話したい事があるんだが、明日時間あるか?"
"うん。講義が終わってからなら空いてるよ"
美玲は悠人に話があると言われて唐突に不安になった。一体何の話なのだろう。
翌日、二人は西千葉駅の前にある喫茶店で待ち合わせした。飲み物を注文して暫く悠人は無言だった。注文したコーヒーが運ばれてくる。
美玲が痺れを切らして口を開こうとした時、悠人が話し始めた。
「僕は時々記憶が無くなると話したよね」
美玲は頷いた。
「この前のドライブの時もそれがあったらしい」
美玲はあの時の事だとすぐに分かった。
0
閲覧数: 20
文字数: 10176
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/4/24 1:36
よしだひろ
まだ使い方もよく分かってません
童話を中心に色々書いてます
良かった点や悪かった点を率直に教えていただければと思います
よろしくお願いします