鳴らした音の行く先は 6-8
第六章八話 失ってしまう前に
颯と最後に顔を合わせてから五日たった。
ご飯は食べているし、大丈夫だとは思う。
でも、これ以上このままでいるわけにはいかない。
私はまず山崎さんのところへ向かった。
「こんにちは。お久しぶりです。山崎さん」
「ああ、叶衣か。いらっしゃい」
山崎さんはどこか疲れているように見えた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/6/25 12:03
傘と長靴
自分の書いた物語を誰かと共有したいと思い始めました。
拙い文章ですが、目に留めていただけると、幸いです。