叫び

叫び  夕方、空に薄らと怪妖しい紫の色が差し入る秋空に僕は橋の上からゴミだらけのそれは人間がいる限り改善する事の無いドブゴミ川を見つめていた。 川には様々なゴミが浮いていた。 飽きて捨てられた蒼いロボット。 誰も見られぬ事に絶望し川に投げ捨てたと思われる絵が描かれているキャンパスと散乱するその絵具。 枕 腐れ枯葉。 和綴じの本 腐った蜜柑。
仙 岳美
仙 岳美
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