風の標し第2部 その9

風の標し第2部 その9
陽は下り 宵闇が 街の脚を浸す頃  薔薇の女は 会った男と 洒落たホテルの一室で 一時の情をかわしていた  灯りを落とした 部屋のベッドが軋む  女の息が漏れる  女はウェーブのかかった 肩口までの髪を指でかきあげ 息をつめた  ふ……  健康的な 艶めかしいまでの 小麦の肌が 反る  女の手が 男の胸板を滑った  き……  パールピンクの爪が男の肉に食い込む
古都綾音
古都綾音
ライトノベル等書いてます よろしくお願いいたします 主に巫女ものがすきです 和風ファンタジー どうぞいらっしゃいませ ド天然おばさんでーす 一緒に書こうよ 幸せを💞がモットーでーす\(^o^)/ 元 蛍里 時雨です 風の標しは16年も前の小説を書き足してます なのでね出てくる携帯が ガラケーだったり 自動改札が普及し始めたりも❣️ノスタルジックな冒険をお楽しみください