ヤモリヒーローズ! 第一話
「い、いってきま〜す」
「いってらっしゃい。友達、作るのよ」
(それが一番心配なんだよな)モリは閉じた玄関を見つめて首を垂れた。
今日から中学生。
モリの家は学校の中でも特に端っこで、今から行く中学は知っているトカゲや、ヤモリ、ヘビなどが居ない。
友達も、また一から作らなくてはなら無かった。
その事は母も承知の上での事だろう。
きっと、息子に友達を多く作らしたいのだろうが、モリからして、それは大きなお世話だった。
〈爬虫類専門中学校〉
どんどん、この文字が近付いて来る。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/7/8 4:34
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
オルカ
ただいま休暇をいただいているよ。
休暇中は紅茶でも飲んで過ごそうか(多分これ休暇じゃない)