霊能探偵 ファイル14「鏡の中の亡霊・中」
気がつくと、僕は体育館倉庫の中に閉じ込められていた。
何だ……一体何が起きた。
「お前達を鏡の中に招き入れた。もう出ることはできない」
声が聞こえてきた。
眼前に巨大な鏡が現れ、男の顔が口を開いていた。
「何だと……」
「一生をここで過ごすのだな」
「このっ……!」
僕は手で銃の形を作り、奴に向けて霊力の弾丸を発砲した。零明流霊術・蒼極砲《そうきょくほう》だ。
しかし奴の顔面に弾丸が当たったと思った途端、男の霊気は消え去り、鏡が粉々に割れただけであった。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/6/30 9:09
白崎ライカ
アニメとかファンタジーが好きで、とうとう小説に手を出してしまいました。
最近はノリと勢いで詩をよく書いています!
自分の好きな時に書いてるので、
不定期投稿です。
すごい今更ですが、誤字癖があります。
どうか温かい目で見て下さると作者は喜びます!
使用しているイラストは画像生成AIで作成したものです!
よろしくお願いします〜