第三話 はじめまして
「なぜそんなことを聞くのですか」
慣れない敬語で心のままに捻り出した俺の言葉を聞き、少女は目を見開いた。
「だ、だって私“狐人”だし…」
…きつね…びと…?
どうやら人は驚きすぎると声が出ないというのは本当らしい。
今の俺が正にそうだからな。
すると少女を驚いた声色で声を上げた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/12/8 7:50
最終編集日時: 2024/12/10 6:08
速水実弥
「狐少女と花少年」を連載しています。
お絵描きもしてます。