白花の女の子(二話)
あれから僕は毎日古森さんのお見舞いに行った。
そしてある日、「もう..あんたさえこんなことにならなければ!!!」そう怒鳴る古森さんのお母さんが目に入った。
病室の中に飾ってあった花の花瓶は割れて、割れたガラスの破片と水と白いお花が散らばっていた。
「何してるんですか!..落ち着いてください!!! 」僕はそう言いながら必死に止めた。
古森さんは泣きながら震えていた。
あの頃と何も変わらない。
僕は古森さんに何かしてあげられているのだろうか。ふとそう思った。
(考えてはダメだ)そう思った。
ひとまずここの片付けをしよう。
僕は淡々と散らばったもの達を片付けた。
0
閲覧数: 7
文字数: 1730
カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/12/2 17:20
にーとちゃん
色んな系統のかきます🥺🥺ふぉろーしてくださ