鳴らした音の行く先は 5-8
第五章七話 番外編 心地良さ
施設は気が楽だった。誰かと会話をすることはほとんどなく、自分の好きなように過ごせる。
彼とは施設で出会った。
その日は、本を読んでいた。名前は忘れたが、分厚くて、重たい本。
そんなとき、声をかけてきてくれたのが颯だ。
「それ面白い?」
「どうだろう。あまりわからない」
「だよなー。だったらあっちで俺とゲームしない?」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/5/18 12:46
傘と長靴
自分の書いた物語を誰かと共有したいと思い始めました。
拙い文章ですが、目に留めていただけると、幸いです。